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もろもろとモロに書く試み。


by moromolo
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ワイン覚書き

ちょと背伸びして高級なお店に行き、ワインを頼むと「テイスティングはいかがなさいますか?」とか言われてしまい、何を確認してよいのやらわからないままに、見よう見まねで嗅いだり飲んだりした経験ありませんか・・?

テイスティングの際、何をどのように確認したらよいのかな、ってことも頭に入れてメモ。

ワインを注がれてから、いきなり飲んでしまってはもったいない。
まずは、グラスに注がれたワインの色・香りを楽しむ。

色を楽しむためには、できれば太陽光、そうでなければ白いものを背景にして(テーブルクロスなど)白熱灯の下で観察する。
赤でも白でも明るく透き通っているものがよい。
にごっているのはダメワイン。浮遊物は澱(オリ)だから問題ない。逆に高級なワインほど澱が多いので、ボトルをたてて沈めれておけばOK.

若いワインは紫がかった明るい色。
熟成が長いものほど色が濃くなる。

若い白ワインは緑がかっている。
飲み頃の白ワインは黄金色をしている。

色をみたら、グラスを軽く回して、グラスの内側を伝わったしずくが、どのように落ちるかを観察する。
一般にしずくがさらりとすぐ落ちるものより、ゆったりと落ちる粘り気のあるものの方がいい。
(このしずくを、ワインの脚とか涙とかいうらしい)


次にを香りをかぐが、その香りにも2種類ある。
まずは注がれてすぐにかぐ(鼻をワイングラスに入れてしまってよい)のが“アロマ”という。
アロマは原料のブドウ自体の香り。
次に、グラスを軽く回して(スワーリングという)立ち込めた香りをかぐ。
これを“ブーケ”といい、熟成によって生まれてきたもの。

※スワーリングをするためにも、グラスに並々と注ぐのはやめよう。。。グラス1/4くらいが目安。

ちなみにカビくさかったり焦げたにおい、酢のにおいがしたら、それは保存や管理がダメなワイン。これらを確認するためにテイスティングをするんですね。

本当は口に含んでから口をすぼめて空気を吸い「ズズズッ」って吸うと口の中で香りが立ち込めておいしいのですが、行儀が悪いので静かなお店ではやめましょう・・・
by moromolo | 2006-02-13 12:13 | もろメモ